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大江戸温泉物語を買収したベインキャピタルのその後
<じゃらん写真提供>
新株主ベインキャピタルとは?!
夕食、朝食、昼食とバイキング料理を基本とした格安温泉宿を全国に29店舗を展開する大江戸温泉物語グループの大江戸温泉ホールディングスの全株式を米国投資ファンドのベインキャピタルが負債を含め、500億円で取得しています。
日本でのベインキャピタルの投資実績は、東証一部再上場させたレストランチェーン「すかいらーく」をはじめ、宅配ピザの「ドミノ・ピザ」、「雪国まいたけ」、インターネット調査会社の「マクロミル」、テレビショッピングの「ジュピターショップチャンネル」、コールセンターの「ベルシステム24」、情報通信機器メーカーの「サンテレホン」、日本コロンビア音響メーカーの「D&M Holdings」、貨幣認識機器メーカーの「MEI Conlux」、「日本風力開発」などがあります。
現在、観光スポットやアニメコラボが人気の東京お台場の1号店から急成長を行ってきた大江戸温泉ホールディングスも橋本浩会長は経営から退き、2015年2月から1ヶ月経ちましたが、現経営陣をベインキャピタルの幹部がサポート体制に入り、今後は更なるスケールメリットを優先した大資本投入による新店舗の開発に力を注ぐことになりそうです。現在の新店舗開発の噂は、以前からいわれている群馬県の草津温泉や九州エリアの新店舗が有力視されるという見解が多くあると見られています。
施設によってのサービスにかなりの差がある部分など、クオリティの均一化を図る必要も店舗が増えるにつれ、ホテル業において必要性が増してくるようです。外国人観光客の誘客活動に力を入れていくための、インターネットの整備や外国人対応の語学対策も含めた日本温泉文化の海外進出を視野に入れたグローバル化を進めていく模様と見ています。
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